完全理解

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完全理解の流れと、質問表

その人手帳を作るために必要になるのが

「完全理解の質問表・流れ」です。



1.○○情報

2.過去の○○情報

3.将来の○○や○○

4.○○的な出来事

5.○○の一部始終

6.人に言いづらい○○

7.○についての感性

8.心の傷や○○○○



まず、最初に○○の情報を仕入れます。

「その人の○○情報を聞く」の○○は何だと思いますか。

考えてください。



少し考えればすぐに出てくることですが、

「その人の○○情報を聞く」=「その人の基本情報を聞く」ということです。



質問1 基本情報

出身地

現在の仕事、学校

趣味

よく遊びに行く場所

休日の過ごし方

友人関係

金銭事情

簡単な悩み



これが基本情報です。基本情報は上から順に聞いてください。



この通りに聞かなければいけないわけではないですが、

下に行けば行くほど相手は話しづらくなります。





基本情報を聞くと、次は第2段階です。

その人の過去の○○情報を聞いてください。




質問2 過去の基本情報

過去の学校

アルバイト、部活

仲が良かった友人(小・中・高・大学・社会人)

旅行

趣味



時代ごとに仲が良かった友人がいるので、それを聞いてください。

面白い心理学があって、人は過去の情報を共有している人は古くからの友人だと思います。





私は小学校の先生の名前を聞き出します。

例えば、小学校の時に一番嫌いだった先生の名前と、

逆に好きだった先生の名前を聞きます。





次に会ったときに、

「この前、○○先生が嫌いだったと言っていたけど、俺も似たようなやつがいたよ」





こんな感じで、過去の情報を使うことによって共通言語を作っていきます。

そうすることで、たった1回か2回しか会っていないのに、古くからの友人、古くからの

付き合いだと脳を錯覚させることができます。





そのために過去の基本情報を使います。

これは有効なので、ぜひ使ってみてください。



質問3 将来の夢や目標を話させる

子供のころの夢(小・中・高・大学・社会人)

現在の夢(仕事・遊び・恋愛)

将来の夢

家族の夢

友人の夢





人は夢や目標を話したがります。将来の夢や目標をイメージするのは楽しいし、

人にもわかってもらいたいので、夢や目標を話させます。





夢や目標に関しても、子供のころの夢から聞いてください。

小学校、中学校、高校、大学、社会人というように、

夢は基本的にどんどん変わっていきます。





一貫性があるかもしれませんが、

まずは「小学校の時は何になりたかったの?」と聞きます。



これも、過去の情報を共有することによって

古くからの友人、知り合いだと、脳をだます方法です。







次に現在の夢を聞いてください。

現在の夢には、仕事の夢、遊びの夢、恋愛の夢があります。夢を聞くのが重要です。





次に将来の夢ですが、これも仕事、遊び、恋愛に分けてください。

次に家族の夢も聞いてください。お父さんの夢は何か、お母さんの夢は何か。





次は友人の夢です。

要は、その人の周りで、がんばっている人の情報や楽しい情報がどんどん出てきます。







ここで覚えていただきたいのは、

「夢を実現するために必要なものは何かを考える」ということです。





例えば、その夢を実現するためには海外に行かなければならない。

夢を実現するためにはお金が必要になる。

夢を実現するためには学校に通わなければならない。





相手、または友だちや家族でもいいですが、 夢を実現するために必要なものを、

その子手帳の中に書き出しておきます。





「○○さんは、こんな夢があって、その夢を実現するためには○○が必要だ」というように、

単純に夢を書くだけではなく、夢を実現するために必要なものを書いてください。

これは後で重要な部分になります。





夢を聞いたら、過去のOO的な出来事を聞いてください。




質問4 衝撃的な出来事

家族

異性

同性

事件・事故

性行為(年齢・場所・環境・相手)





夢を語ったことで心が打ち解けているので、衝撃的な出来事も話してくれます。

例えば、昔、事故があった、お母さんに殴られた、お父さんとお母さんが離婚したのが

つらかった……等々、衝撃的な出来事があるので、それを聞き出してください。





衝撃的な出来事を聞くときに気をつけていただきたいのは、

トラウマとリンクしているかもしれないので、爆弾を引きそうになったら

話させないようにしてください。





1~4まで、質問をする流れ、優先順位を説明しましたが、

必ずしもこの順番でなければならないというわけではありません。

あくまでも優先順位です。



いきなり過去の基本情報から聞いてもいいですが、

現在の基本情報を聞いている間に、たまに過去の情報や衝撃的な出来事を聞くというように、1番目の質問をできるだけ早めに押さえてください。





それによって相手が楽しく会話をしてくれます。







質問口調はダメです。相手と楽しく話すには、

こちらが2割で相手が8割、相手の話に対して補足をつける程度です。





「そうだったの。そのときお父さんはどう思っていたの?」

「なるほど。俺も同じような経験をしたことがあって、そのときはこんなことを感じた」





などのように 会話のペースは、

相手が8割でこちらは2割程度にしてください。

これが重要です。




質問5 恋愛の一部始終

理想の異性(年齢・求める行為・3類型)

初恋(理由・どうなったのか?)

初体験

過去の恋愛(付き合った理由・別れた理由)

現在の恋愛(状況・不満)



ここから突っ込んだ話になってきます。

ここで初めて恋愛の一部始終を質問してください。



異性に求めるタイプに、3類型というものがあります。

ここでは詳しくお話しできませんが、私が教える

催眠術の教材の中でお話しています。



簡単に分けると

「行動的な人」 「感情的な人」 「考えを優先する知的な人」

この3つに分けて、どれを求めているのか。

行動的な異性を求めているのか。

それとも計画性があって守ってくれる異性を求めているのか。

または優しい人を求めているのか。



この時点で3つに分けます。これは演じるためにやります。



次に初恋のことを聞きます。

なぜ好きになったのか、最終的にどうなったのかを聞きます。

可能であれば初体験も聞いてください。



ここまで会話ができていれば、

初体験もさらっと言ってくれるようになっています。



過去の恋愛も聞いてください。

付き合った理由、どんな付き合いをして、なぜ別れたのか。

次に現在の恋愛、今の時点で彼氏もしくは彼女がいたとしたら、

今の状況と何が不満なのかを聞きます。



相手がいなければ、私は「最近、いつエッチした?」と聞きます。

そうすると、「3カ月ぐらいしていない」「先週した」と言ってくれるので、

女性の場合は、それをネタに遊んだりすることも可能です。これは結構使います。



男性であれば、欲望をどんどん出してくれるようになります。

男性同氏の会話であれば、比較的簡単にできる部分ではあります。



ここまでくると、話が盛り上がってきて相手のことが理解できています。

ここで言ったことは全部、帰ったらその人手帳にメモしてください。





質問6 人に言いにくい悩み

金銭

恋愛

人間関係

家族

過去のトラウマ

将来

仕事

身体の悩み





次の質問は、人に言いにくい悩みです。

ここで人に言いにくい悩みを聞き出してください。





聞き出すというよりも、話をさせます。

「話したければ話してもいいよ」という感じで、聞いてあげるということです。





お金の話は聞かないほうがいいですが、

「最近、恋愛はどうなの?」「最近、人間関係で疲れていない?」というように、

ある程度分類して相手に質問します。





クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンの違いです。

「最近、何か悩みがある?」

これはオープンクエスチョンです。オープンクエスチョンしすぎちゃいます。





「最近、家族のことで大変なことがあったの?」

オープンクエスチョンですが、ある程度分類して質問してください。

そうすることによって、もう6項目目なのでいろいろ話してくれます。





これが人に言いにくい悩みです。

ここでも否定はせずに肯定だけです。



「大変だったね。わかる、わかる。俺もそんなことがあった」というように、

受け入れるということです。これが重要です。





人間は話を聞いてくれる人がいるだけで変わります。

ただ、ここで気をつけていただきたいのが、支援の関係になってはいけないということです。支援の関係になってしまうとエッチができません。これは後ほどお話しします。




質問7 性についての感性

この部分は女性に対して聞くと、より理解が深くなります。



諸体験(時期・相手・状況・感想・その後)

いくか・いかないか

過去の経験人数(不特定多数・ウソ)

最近いつしたか(誰・内容)

先ほど初体験の話を聞いてもいいと言いましたが、

ここでもっと突っ込んで聞いてください。



時期や相手、状況、痛かったのか、悲しかったのか、感じたのか。

いくか、いかないか、この辺で聞いてください。

ここで過去の経験人数も聞いてもいいですね。

最近いつしたのか、相手や内容を聞くと面白いです。



過去の経験人数ですが、私の経験上、5人以下と申告した人の数は正しいです。

7~8人と答えた人は、10人以上はいると思ってください。

10人程度と答えた人は、20~30人はいます。

20~30人と答えた人は、40~50人はいます。

女性は、5人以下の場合は正しい申告をしますが、

7、8人以上になると過小申告します。聞いてみると面白いです。



性についての感性、いくか、いかないか、どこが感じるのか、ざっくばらんに話してくれます。流れ的には、ここでエッチモードに入ればSEXしてもいいかもしれないし、

もっと先でもできるかもしれない。



同性の同氏の会話であれば、異性との会話よりも

心を開いて話をしてもらうことができます。



これも完全理解に必要なことなので

相手のことを細かく知ることが重要です。



最後は心にある傷や○○、を聞いてください。







性についての感性、いくか、いかないか、どこが感じるのか、ざっくばらんに話してくれます。流れ的には、ここでエッチモードに入ればSEXしてもいいかもしれないし、

もっと先でもできるかもしれない。





最後は心にある傷や○○、を聞いてください。






質問8 心にある傷やトラウマ

家族関係

いじめ

性について

恋愛

恐怖症

身体

過去の行動

誰にも言えないトラウマがあります。

例えば、私の知り合いの女性で、お金に困って体を売ったことがあったと、

最後の最後に言ってくれた人もいました。



そのときに、「大変だったね。でも仕方がなかったよ」というように、

否定せずに受け止めてあげる姿勢が大切です。

ここで初めて、その子の弱みというか、その人の本質がわかります。



完全理解の質問は全部で8項目です。

8項目すべてを埋めた「その人手帳」が出来上がると何ができるのか。

もう一度おさらいします。



1.現在の基本情報

2.過去の基本情報

3.将来の夢や目標

4.衝撃的な出来事

5.恋愛の一部始終

6.人に言いづらい悩み

7.性についての感性

8.心の傷やトラウマ



このすべてを聞き出して、または話をさせて、手帳を作ります。

その人手帳ができることによって分析ができます。



分析することで現在の行動原理がわかります。

なぜそんなことをしているのか、理解できます。







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