催眠術について

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催眠をかける場合に、必ず守ること

 □人の命を預かっている

 □責任を持つ

 □気持ちよく起こしてあげる

 □喜んでもらう



ここが一番大切であり、しっかりと覚えておいていただきたいところです。



1.催眠術は、相手の命を預かっていることを理解してください。



2.催眠術は相手を無防備な状態にしますので、必ず責任を持って行ってください。


3.催眠術をかけたら、気持ちよく起こしてあげてください。

  催眠術をかけて乱暴なことをするのは最低の行為です。

  催眠術をかけたら気持ちよく起こしてください。



4.喜んでもらってください。

  催眠術は感謝されるものです。



とても大切なことなので、この4つをしっかり覚えてください。

この4つを理解していないと催眠術は上達しません。




催眠術のかけ方と、流れ

これから催眠術のかけ方について説明したいと思います。

今までは、なぜ人は催眠にかかるのか、その原理について話をしました。

なぜ回りくどいことをするかというと、催眠術の原理をきちんと理解していれば、

相手が安心してくれるので催眠にかかりやすくなるからです。



あなた自身が、催眠術の原理原則を理解し、信じて行動することによって、

相手は催眠術にかかりやすくなります。



学者や学校の先生が言うことは信頼性があります。

なぜかというと、きちんと勉強しているからであり、

言葉の裏にきちんとした情報があるからです。

なので、こういうことをやっています。


では、これから催眠術のかけ方を学んでいただきたいと思います。

催眠術のかけ方には5つの流れがあります。





 ■催眠術をかける流れ



   興味

   信頼

   誘導

   暗示

   解除



これは私が考えた分類です。



まず、興味、次に信頼、誘導、暗示、解除、

この5つが催眠をかける流れであり、これがすべてだと思ってください。




興味

催眠術は拒否することができるので、かかりたいと思わせる必要があります。

かかりたいと思わせることによって次のステップに進めます。



例えば、過去の経験を呼び起こすことで、かかりたいと思わせることができます。

相手のイメージを聞き出し、増幅させることで、かかりたいと思わせることができます。

プラスメリットがあれば、催眠にかかりたいと思います。

今回は肩こり改善です。

あなたに、肩こり改善のやり方を教えます。

それをエサに女性に興味を持たせてください。

最初は相手に催眠術にかかってみたいと思わせることです。これが興味づけです。



信頼

2つ目は信頼です。



催眠術にかかりたいと思ったとしても、

怪しい人にはかけてほしくない。



例えば、浮浪者のような汚い格好で、

鼻毛が出ていて、1カ月以上もお風呂に入っていない人に、

「肩こりが改善できるから催眠にかかりませんか」と言われても絶対に無理です。



まずは信頼関係を築くことが重要です。

そのためには、清潔感、身だしなみに気を付けてください。



私は、催眠をかけるときには身だしなみに気を付けています。

直前に歯を磨く、クリーニング済みの服を着るなど、常に身だしなみには気を付けています。

信頼の中には“安心”という言葉もあります。



催眠の原理や、催眠は拒否できることを説明してください。

理論的に、催眠は寝ているときと起きているときのちょうど間です。



先ほど説明したことを的確に相手に教えることによって、

信頼関係を結ぶことができます。





権威・脅迫・尊敬・信頼・救いというキーワードを意識しながら

相手と接することによって信頼関係が生まれます。





興味・信頼は表面意識のストレッチです。

表面意識を溶かしたり穴を開けたりする前に、表面意識を柔らかくするのが興味・信頼です。

興味・信頼を築かないと催眠術にはかかりません。



誘導

ここで初めて催眠術らしくなりますが、誘導です。



催眠誘導によって脳内麻薬を分泌させます。

眠くさせて、寝てはダメだと我慢させることで脳内麻薬が分泌されます。



興味・信頼ができていない状態で催眠誘導を行っても脳内麻薬は出てきません。

興味・信頼ができて、催眠術にかかりたいと相手が思ったときに、

脳は脳内麻薬を分泌させます。



何度も誘導することによって脳内麻薬が分泌しやすくなります。

要は、脳を訓練していきます。



催眠誘導には弛緩法と驚愕法、眠くさせる手法とビックリさせる手法があります。

これも覚えておいてください。



暗示

興味づけ、信頼、誘導が終わりました。



これで初めてトランス状態、YES・NOの判断が正しくできない状態、

3歳児と同じ思考状態になります。ここで初めて暗示を入れ相手を操作します。



五感+三感の計八感を操作することができます。

まずは基本の、目・鼻・口・耳・手、この五感です。



それ以外に三感があります。

「筋肉の収縮」「感情」「記憶」です。



八感を操作することによって、相手を自分の思い通りにコントロールすることができます。

相手を好きにさせたい場合は、記憶と感情をいじります。



カッコいい男に見せたければ、感覚をいじります。

セックスのときに気持ちよくさせたい場合は、感情と触覚を操作します。



八感の組み合わせによって、現象を起こすことができます。

八感を誤動作させます。それを発動させるのが暗示文です。

興味・信頼・誘導・暗示、ここまでが催眠術です。



解除

最後に解除があります。解除は暗示の確定です。

効果を確定させる部分です。



解除は催眠術の解き方です。

解き方には、完全覚醒、半覚醒、後催眠があります。



・完全覚醒はきちんと催眠を解きます。必ず解いてください。



・半覚醒は、催眠状態のまま起こすという技法です。

 麻薬を打たれてヘロヘロの状態で起こすのが半覚醒です。



・後催眠・アンカーは、催眠術は解きますが、相手の心の中にアンカーを打っておきます。



アンカーとは、ある現象が対して起こす行動です。

えば、指がパチンと鳴るとイク。または、私のメールを見ると眠くなる。



相手の心の中にプログラミングを埋め込むのが後催眠・アンカーです。

催眠状態をコントロールするのが解除です。



催眠術は、興味・信頼・誘導・暗示・解除、この5つの流れがすべてです。

催眠術にかからないのは、5つのうちの何かが悪いからです。



催眠術がかからない場合、女性があなたに催眠術をかけられたいと

思っていないのかもしれません。



肩こりを改善したいと思っているのにかからない場合は、

口が臭くないか、服装はどうか、1つずつ確認していきます。



催眠は順序を踏まないとかかりません。

これが催眠術のかけ方ですが、今回は簡単に説明させていただきました。





催眠術のかけ方

完全理解

動画トラブルQ&A ■メディア掲載
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